いよいよ夏休みが始まり、夏本番となってきました。
日本各地で梅雨明けが発表され、暑さの厳しい日が続いています。探偵のみなさんはいかがお過ごしでしょうか。
「気候変動探偵局~生き物大移住計画を調査せよ!~2024」が開始して1ヵ月経過しました。みなさんのプロジェクトへの参加、セミをはじめ生き物の情報をたくさん投稿していただきありがとうございます。
みなさんの投稿した様々な生き物の写真を見て、どの県も少しずつ生き物の情報が増えていく様子が見られて、とてもうれしいです。
7月23日現在、全体で2,738件、1,253種の生き物の情報が投稿されています。
セミの投稿は73件で、ニイニイゼミが26件で一番多いです。次にアブラセミが13件、クマゼミが12件の順となっています。ニイニイゼミは中部7県の全県で観察されており、アブラゼミは愛知県の平野部での観察報告が多い傾向にあります。
みなさんの今年のセミの初鳴きを聞いたのはいつでしょうか?コメント欄にご記入ください。
今年のプロジェクトが開始して1ヶ月が経過しましたが、観察報告数の少ない種類のセミもいます。他のセミと比べて鳴き始めの遅いツクツクボウシは、8月中旬から9月上旬にかけて多くみられます。「ツクツクホーシ」と特徴的な鳴き声なので、今後調査する際には鳴き声に注意して観察してみるのも良いかもしれません。
セミの種類によって活動時期に違いがあります。次を参考に調査時間を考えてみるのも良いかもしれません。
<セミの種類別の主な活動時期>
●アブラゼミ 7月~10月頃 早朝と午後~夕方
●ミンミンゼミ 7月~10月頃 午前~午後(地域により異なる)
●クマゼミ 7月~9月頃 早朝~午前中
●ニイニイゼミ 7月~9月上旬 午前~午後
●ヒグラシ 7月~9月頃 早朝と夕方
●ツクツクボウシ 7月末~11月頃 午前中と夕方
また、セミの見分け方に関する動画を配信しています。今後観察する際の参考にしてはいかがでしょうか。
詳しくは、こちら↓をご確認ください。
https://chubu.env.go.jp/earth/ad_nature.html
みなさんからの引き続きの投稿をお待ちしております。夏休みの思い出づくりにお友達や知り合いの方を誘って、楽しみながら観察するのはいかがでしょうか。
連日暑い日が続いておりますので、調査の際には熱中症対策はお忘れなく。
探偵のみなさんのたくさんの投稿を引き続きお待ちしています。
◆◆本プロジェクトの詳細については、以下でもご確認いただけます。◆◆
中部地方環境事務所HP
https://chubu.env.go.jp/earth/ad_nature_00001.html
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